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ゴッホのひまわりに触れる!?名画に触れる絶好の機会がやってきました。


出典:≪ひまわり≫1888年 フィンセント・ファン・ゴッホ SOMPO美術館より



世界的に有名なゴッホの傑作「ひまわり」。

それが、日本で見られることはご存知でしたか?


上野にある国立西洋美術館で、6月18日より10月18日まで行われている『ロンドン・ナショナル・ギャラリー』で、巨匠フィンセント・ファン・ゴッホの代表作である、「ひまわり」を見ることができるのです。


「花瓶に生けられたひまわり」と題されたこの作品は、知らない人はいないといわれるほど有名な絵画です。


ゴッホのひまわりは、まるで彫刻作品?


なんといってもこの絵画の特徴は、塗り重ねられた絵の具にあります。

あまりにも立体的なので、彫刻作品のようにも思えるほど。

その影響か、まるで生きているような生命力が感じられます。


これは、実際に行って見てみないと、画面を通してでは決して味わえない感覚です。



7枚あるうちの、貴重な1枚が日本に…!

実はこの「ひまわり」、全部で7枚あるというのはご存知でしたか?

ゴッホは、37歳という若さで自死しましたが、35歳のときに南仏の町、アルルに移り住んだことがわかっています。

太陽が照り付けるこのアルルで、ゴッホの傑作と言われる「ひまわり」が7枚誕生したのです。


ただし、不思議なことに、そのうちの2点にだけ自分のサインを入れたということです。

そのうちの1枚が、今回日本にきている「ロンドン・ナショナル・ギャラリー」が所有している「ひまわり」なのです。


実は「ひまわり」は日本にもあった!?


大きな話題をさらっているロンドン・ナショナル・ギャラリーの「ひまわり」ですが、実は、ほかの「ひまわり」は前から日本にあったことをご存知ですか?


その絵画が今見られるのは『SOMPO美術館』です。


当時の安田火災海上保険だった損保ジャパンが、およそ53億円で落札したのです。


実は『SOMPO美術館』は、7月10日、つまり本日にオープン。

その開館記念における展示会として、「ひまわり」が見られるのです。


印象派として知られるルノワールやセザンヌ、それから、アルルでゴッホと共同生活を営んだといわれる、ゴーギャンといった有名画家の名画を鑑賞することができます。


ゴッホの「ひまわり」に触れられる?


驚きなのが、「ひまわり」のレプリカには触れることもできること。

絵画作品に触れるなんてことは、非常に珍しく貴重な体験です。


しかも、前述したように、ゴッホのひまわりは、立体的な画風が特徴であります。

目で見て、触れて、その息遣いを感じていただければと思います。


混雑を避けるため、日時指定のチケット販売となっています。

混雑しにくいと安心できる一方で、いつの間にか完売していたなんてことになりかねません。

気になる方は、早めにチケットを購入したほうが良いかもしれませんね。


なお、上野の西洋美術館で見られる「ロンドン・ナショナル・ギャラリー」の「ひまわり」と、SOMPO美術館で展示している「ひまわり」は構図も一緒ですが、はしごして両方を比べるなんことも今は可能ですよ。





【国立西洋美術館】
住所:東京都台東区上野公園7-7

〇ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
会期:2020年6月18日(木)~10月18日(日)
開室時間:企画展 9:30~17:30(金曜・土曜日 9:30~21:00)
休館日:毎週月曜日
当日(日時指定入場券):一般1,700円、大学生1,100円、高校生700円
※前売券もあり




【SOMPO美術館】
住所:東京都新宿区西新宿1-26-1

〇SOMPO美術館開館記念展
会期:2020年7月10日(金)~9月4日(金)
開室時間:10:00~18:00
休館日:毎週月曜日
当日(日時指定入場券):一般1,000円、大学生700円、高校生以下無料


子どもに絵に触れる機会を



子どものうちからアートに触れさせると、感性が育つといわれています。


いいものにたくさん触れて育ったほうが、本物を見極める審美眼が育つともよく聞きますよね。


でも、できれば、見るだけでなく、子ども自身にも芸術活動をさせてあげたいところ。


白い画用紙に、自分自身を表現させることは、自分と向き合う、そして表現力を身に着けるうえで、とても重要だからです。


絵を描かせるとなったら、すぐに絵画教室を探そうとする方も多いでしょうが、自宅で普段から描かせることも重要です。


汚してもいい!自由なアトリエスペースを作ろう!



絵の具を使うとなると、気になるのが、部屋を汚されるということ。


ダイニングテーブルに絵の具やバケツを置いた場合、テーブルや床、壁などにつかないかなど、心配はつきません。

新聞紙などを敷いてやらせることは可能ですが、いちいち食事の前に片づけたりしていると、そのうち面倒で「絵の具はもうだめ!」なんてことになりかねません。


一部屋、子どもが自由に遊べるアートスペースをつくることがおすすめ。

片づけなくていいスペースがあれば、大きなドミノ作品を何日もかけてつくったり、いろいろな遊びができますよね。


最近では、皿に絵付けできるセットも販売されていますので、自宅で手軽に楽しむこともできるのです。





絵画や絵付けなど、アートは心を豊かにさせてくれます。

日頃のストレスを発散することにもつながります。

名画鑑賞や自身の作品作りなど、アートに触れて、心を解き放ってくださいね。






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